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亜州茶亭へようこそ

亜州茶亭へようこそ

ニーハオ北京!骨董を買ってみよう

天安門広場の南端は、紫禁城の南の外れでもある。それより南側は、庶民の街で、ちょっと下町っぽい商店街が広がる。

なかでも琉璃廠(リゥリーチャン)は、清代の町並みが再現されている通り。並ぶお店も、書画骨董、文房具(ボールペンじゃないですよ~。筆や墨、硯なんかのことね)を扱う老舗ばかり。日本人にはとても人気のあるショッピングエリア。

風情ある街を楽しむだけでもいいけれど、せっかくだから、骨董のひとつもゲットしたい。

といっても、こういう老舗が扱う骨董は、信用はおけるのだろうけれど、お値段も立派である。余程、骨董趣味のあるひとでなければ、買うには勇気がいりそう。
シロウトがお土産で買うなら、ま、とりあえず実用的で使えるものを買うのが無難でしょう。別に、本当に昔のじゃなくても、気に入ればいいことでね。

実は、写真の急須、路上で商売していたおじさんから買った。(ここが、まず怪しい!)
白地にブルーの染付け模様が、なかなか上品である。(この模様は好みだ)形も、使いよさそう。底に、「景徳古窯」とある。景徳鎮か?(まあ、いまどきのもんだと思う)

滅茶苦茶ホコリをかぶっていたこの急須。値切って700円ほどにしてもらった。(よく考えたら、中国物価レベルとしては高い!)

でもね、この急須、買われるのをきっと待っていたのだ。そして、はるばる日本まで連れてきて、綺麗に漂白してあげた。
ほとんど毎日、香片茶(ジャスミン茶)を淹れるのに活躍している。
持ち手の弦が細いので、すぐ壊れるかと思ったが、意外に頑丈。まったく大丈夫である。

700円で、なかなかいい仕事をゲット。これは、ちょっと目利きになれたか?(そんなはずないって!)

kyusu


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